2012年11月12日(月)
11月7日、東京高裁は、1997年の東京電力女性社員殺害事件で無期懲役とされたゴビンダ・プラサド・マイナリさんの再審で無罪を言い渡した。検察側は上訴権を放棄して即日無罪を確定させた。関連情報・毎日11/7
 同日、日弁連はこのことについての会長声明を発した。こちら
 このことに関連して、次のように各紙が社説を掲載した。
   徳島新聞「東電事件無罪へ 冤罪の原因徹底究明を」(11/6)
   読売新聞「東電OL事件 再審無罪で冤罪の検証が要る」(11/8)
   毎日新聞「再審無罪確定 誤判防ぐ法とルールを」(11/9)
   日本経済新聞「司法全体で再審無罪の検証を」(11/9)
   河北新報「相次ぐ冤罪/刑事司法の欠陥が要因だ」(11/9)
   東京新聞「再審無罪 絶望的な司法みつめよ」(11/9)
11月8日、法務省は2012年の司法試験予備試験に219人(前年比103人増)が合格したと発表した。こちら関連情報・日経新聞11/9
裁判員ネットは11月17日(土)、フォーラム「市民から見た裁判員裁判 −その現状と課題」を開催する。
法教育推進協議会、日本司法支援センター(法テラス)、公益社団法人商事法務研究会が2012年度法教育懸賞論文を募集している(11月30日まで)。こちら
日本司法支援センター(法テラス)等は12月9日(日)、法教育シンポジウム「みんなで考える力」を開催する。
日弁連は12月14日(金)、国選弁護シンポジウム「みんなで担う国選弁護−全ての被疑者に弁護人を−」を開催する。
日弁連は2013年1月31日(木)、第2回「冤罪はこうしてつくられるPartU〜問われる裁判所の責任」を開催する。