2012年7月30日(月)
7月23日、最高裁の司法研修所が、「裁判員裁判における量刑評議の在り方について」と題した研究報告を明らかにした。
 このことについて各紙は次のように報じた。
   朝日7/23「死刑か否か「先例と比較を」 裁判員裁判向け最高裁報告」
   読売7/23「死刑判決の割合、戦後混乱期並みに…最高裁調査」
   日経7/23「裁判員裁判、量刑柔軟に 司法研報告書、死刑判断「先例尊重」」
   毎日7/23「死刑判断報告書:解説 市民に量刑の目安を提示」
   産経7/23「被害者数「判断」に大きく影響 量刑評議で報告書」
   産経7/23「強盗殺人、被害3人以上は全員死刑 量刑評議報告書」
   時事7/23「死刑判断、先例尊重を=一般事件は量刑の幅容認−裁判員評議で報告書・司法研」
   毎日7/24「司法研究報告:「従来と異なる量刑」裁判員の意見尊重」
7月27日、国が貸した司法修習生給与の返済について、低所得者向けに返還を一定期間猶予する「改正裁判所法」が参院本会議で可決、成立した。関連情報・毎日7/27
 なお、法案には今後1年以内に法曹養成制度について検討するという修正が加えられた。関連情報・日弁連会長声明
松江地方裁判所は8月1日(水)、夏休み子ども企画「もぎ裁判をやってみよう」を開催する。
千葉県弁護士会は8月4日(土)、「夏休みジュニア・ロースクール」を開催する。
名古屋地方裁判所は8月7日(火)、9日(木)、21日(火)、夏休み親子企画『裁判所を知りつくそう 〜みんなで発見!今日は子どもが裁判官〜』を開催する。
福岡地方・家庭裁判所小倉支部は8月8日(水)、「夏休み 親子で体験! 裁判所見学会」を開催する。
富山地方裁判所は8月9日(木)、夏休み子ども見学会を開催する。
徳島地方裁判所は8月10日(金)、「裁判所サマーツアー -2012- 「裁判」を経験しよう!」を開催する。
高知地方裁判所は8月17日(金)、「行ってみよう裁判所−小学生のための裁判所体験ツアー」を開催する。
高松地方裁判所は8月22日(水)、親子で学ぶ夏休み裁判所体験ツアーを開催する。
法と教育学会は9月2日(日)、学術大会を開催する。
法学館憲法研究所は10月8日(月・祝)、「裁判と憲法 − 裁判員制度・死刑制度を考える」と題するイベント(リレー対談第2回)を開催し、村井敏邦氏(大阪学院大教授・一橋大名誉教授)が講演し、浦部法穂氏と対談する。こちら