真っ当な判決を歓迎  
2014年5月5日
住基ネット裁判勝訴報告集会
 東京都国立市の元市長に対して、住基ネットに関わる市政に関わる個人的な賠償が請求される裁判がたたかわれてきました。この裁判は2014年2月、東京高裁で元市長が逆転勝訴となり、確定しました。4月22日、その裁判の意義を確認する「住基ネット切断費用裁判逆転勝訴報告集会」が開催されました。
 収賄など不法で悪質な行為があった場合はともかくも、市民の信託を受けて実施した市政に関わって、市長が個人的に賠償を求められたら、それは地方自治も民主主義も掘り崩されることになるのではないでしょうか。東京高裁は元市長に賠償を命じた第一審判決を覆し、元市長と支援者が喜び合い、真っ当な判決を歓迎する集会となりました。
 国立市政に関わっては、同じような別の裁判もたたかわれています。支援者たちは引き続き司法が適切な役割を果たすようたたかっていくことを確認しました。(H・O)

関連情報・朝日新聞2014年2月26日