「司法の正義」を強く求めます。  
2013年12月16日
奥西勝さん・袴田巖さん支援のつどい
 
 2013年12月8日、無実の死刑囚 奥西勝さん・袴田巌さんを救え! 12・8支援のつどい」が東京都内で開催されました。
 近時、足利、布川、東電OL事件で再審無罪が確定していますが、裁判所、検察は死刑再審開始を阻む姿勢に終始していると指摘され、高齢となり病気に苦しむ、名張毒ブドウ酒事件の奥西勝さん、袴田事件の袴田巖さんの再審もいまだ実現していません。
 このつどいでは、大出良知・東京経済大学現代法学部教授が「死刑再審事件の現状と課題」と題して講演し、名張毒ブドウ酒事件についての弁護団報告、袴田事件の朗読劇などが行われました。つどいは「私達は、奥西勝さんと袴田巖さんに対する『司法の正義』を強く求めます。」と結ばれるアピールを採択しました。(H・O)
 
 名張毒ブドウ酒事件、袴田事件に関わって、以前当ページに次のような発言を掲載しています。
  「名張毒ぶどう酒事件 不当決定に思う」近藤千佐子さん(愛知奥西勝さんを守る会)
  「名張事件の現状と問題点」田中哲夫さん(名張事件全国ネットワーク事務局次長)
  「大詰めを迎えた冤罪「袴田事件」第二次再審請求審」石井信二郎さん(「袴田巖さんの再審を求める会」共同代表)
 
 また、「村井敏邦の刑事事件・裁判考」でも次のように解説しています。
  「再度名張事件について論じる ―第7次再審請求に対する最高裁の棄却決定について」
  「名張事件再審開始決定とその取消の効果」
  「名張毒ぶどう酒事件再審請求棄却決定について(2)」
  「名張毒ぶどう酒事件再審請求棄却決定について(1)」
  「元プロボクサーと再審請求のゆくえ」