「WEB 市民の司法 〜裁判に憲法を!〜」 は、裁判が日本国憲法にもとづいて行われることを望み、法学館憲法研究所(所長:伊藤真)と「司法改革・市民フォーラム」(代表:大出良知・東京経済大学教授)が共同で運営します。
 
2017年1月27日(金)
【村井敏邦の刑事事件・裁判考(64)】
家裁と地裁のキャッチボール
村井敏邦さん(一橋大学名誉教授)
 
「地裁と家裁のはざまに1年半 死亡事故の少年、処分まだ」

 朝日新聞1月23日号に、「地裁と家裁のはざまに1年半 死亡事故の少年、処分まだ」というタイトルで、以下のような記事が出ていました。

 「未熟運転で死亡事故を起こしたとして起訴された少年(17)の2度目の裁判員裁判が大阪地裁で結審し、大阪地検は再び懲役4年以上8年以下の不定期刑を求刑した。少年の処遇をめぐっては、地裁と家裁で判断が分かれたため裁判が長期化し、発生から約1年半経過している。刑罰を科すか、保護処分相当として家裁へ戻すのか。判断は24日に出る。」 …